(記事) ① 盂蘭盆も過ぎ、徐々に朝晩は涼しくなることを期待しています。 秋に入ると、佐賀県内では鹿島市、武雄市、佐賀市、唐津市などをはじめ各地で五穀豊穣、家内安全等を祈念する浮立(ふりゅう)の奉納が始まります。 カメラマンも撮影で忙しく(?)なります。
② この写真は、武雄市貴船神社に奉納される袴野面浮立です。 浮立の様式は、お面を付けるもの、付けないものなど多種多様ありますが、袴野面浮立は、(一社)武雄市観光協会のホームページによりますと、「親面という赤と青の面を付けた先導役が立ち、その後を鬼の面を付け三列縦隊で並んだ踊り手が上下の躍動を中心に踊りが披露される。」と案内されています。
③ 私は、浮立の撮影に当たっては、作品化を狙っており、仕上がりのことを考えて、多数の踊り手の方が整然と隊列を組んだ様、加えて、躍動感、迫力溢れるタイミングを狙っています。 しかしながら、地元の方を中心とした大勢の参拝の方がおられ、また、何よりも、神社に踊りを奉納されるため、踊り手の方は神社の拝殿に正面(顔)を向けて踊られますが、撮影者が神様に背面(お尻)を向けることさ避けなければならないので、撮影の位置取りに工夫が必要となってきます。
(参考) ① 武雄市観光協会のホームページによりますと、川古の大楠は全国の巨木の第5位とされ、樹齢は3千年以上で樹高25メートル、幹回りは21メートルに達するそうです。国の天然記念物に指定されています。 ② 写真の右手の斜めの棒の一番てっぺんには、避雷針が備え付けられていました(写真には写っていません。)。
<この写真 私の心・技・体> ① 本来このような写真は、縦位置で撮影すべきものですが、私が利用しているブログへのアップについては1ページには掲載できず、全体を見るためにはスクロールせざるを得ないようです。 ② 公式プラグインと言うものを利用させてもらっていますが、1ページで全画面が見れる縦写真をアップしないというのも、閲覧していただける方に不便になりますので、改善方を勉強します。
<この写真 私の心・技・体> ① 私の狙いは、あじさいをメインに、かつ、その背景は武雄市内の景色を眼下に一望し、空は夕焼けという風景でしたが、この日は、曇天でした。したがいまして、この写真は、私の狙いとは程遠いものであり、作品としては仕上がっていません。写真の神様がやって来てくれませんでした。よって、今年、再挑戦の予定です。 ② 日が沈む方角は、撮影位置で両手を水平に広げ、右手のやや背中側という感じになります。このため、夕陽そのものを画角の中に収めることはできません。赤く染まった空の色が狙いです。 なお、撮影時間が19時半と遅くなることから、お寺様のご了承を得て臨みました。