<この作品 私の心・技・体> ① この写真の主役は、枯れてしまった樹木です。丁度、タイミングよく、自転車で通りかかられた脇役の効果でアクセントができました。
② 撮影時間は17時前でしたが、14時から15時ぐらいであれば良かったと悔やまれます。 その理由は、その時間帯であれば、樹木の下部の方、特に、表皮がはがれている箇所にもっと光が当たることになり(写真の奥の山の方が北側になります。)、樹木自身により存在感が出たと思います。 この樹木は、その後、伐採されてしまい、再度の撮影はできません。
③ この写真を所属する写真クラブの月例会に出品したところ、講師の批評の中で、「不気味な写真ですね。」という言葉がありました。 そう捉えてもらえるならば、私の意図は当たらずとも遠からずでした。 私の意図は、枯れ木になってしまったものの、最後まで淡々とした存在感を示している姿を表現したかったところにあります。それに私もあやかりたい心境(願望)です。