(記事) ① 昨日(2019年9月15日)地元紙の佐賀新聞に小説「次郎物語」の作者である下村湖人のことが記事にありました。 この写真が下村湖人の生家であり(写真右手下に案内の石碑)、神埼市観光協会のホームページによりますと、この家で10年ほど幼少期を過ごしたとあります。 現在、この生家には、下村湖人の遺作、遺品等が展示されており、係の方から丁寧な説明をしていただけます。
② さて、冒頭にご紹介しました佐賀新聞の記事の内容は、東京都小金井市に在る浴恩館公園の中の「浴恩館」の歴史(昭和5年から全国の青年団の指導者養成のための講習所として設置・運営されたことなど)等についてであり、ここで下村湖人は、「次郎物語」の構想を練ったとされています。 なお、「次郎物語」は、これまで複数回、映画化され、直近では1987年に加藤剛、高橋惠子などが出演しており、この生家でもロケが行われています。
作品 「青木中津大橋」
<撮影場所・撮影日時> 神埼市・2015年6月30日19時頃 <撮影データ> Nikon D800E・AF-S NIKKOR 24-85mm f/3.5-4.5G ED VR 絞り優先AE・f8・SS 1/160・ISO100・HUSKY三段 KIRK Model
<この作品 私の心・技・体> ① この写真は、所属する写真クラブの2016年の写真展に出品した作品であり、そのテーマは「筑後川に架かる橋」でした。
② この写真が、下村湖人に縁がある理由は、湖人が少年時代、生家近くにあってよく遊んだ筑後川であり、また、この青木中津大橋のたもとには湖人が詠んだ「千歳川(現在の筑後川) 芦も静に潮みちて うつれる月のかげまどかなり」という歌碑が建っています。