(記事) ① 1枚目の写真は、今年9月の十六夜ですが、アップするには恥ずかしい写真です。 というのも、写真のお月様は、その後、雲に隠れてしまい顔を出してくれず、およそイメージした写真とは大違いだからです。 実は、吉野ケ里歴史公園に建つ物見やぐらが、満月を従えている写真を撮りたくて、これまでに何度か試みましたが、失敗ばかりです。
② 他方、2枚目の写真は、朝日の写真ですが、朝日は日の出の方位は日々異なるものの、お天気が良ければその都度撮影でき簡単です。 ではなぜ、物見やぐらが満月を従えている写真は、困難であるかと言えば、ⅰ)満月は、月に1回のみ、ⅱ)雲がない日でなければならない、ⅲ)撮影位置から見て、月の出の方位が、吉野ケ里歴史公園に建つ物見やぐらと程よい位置関係という条件が整わなければならないからです。 なお、日の出、日の入り、満月の写真を撮影する際、コンパス(方位計測)は必需品になります。
③ 吉野ケ里歴史公園に建つ物見やぐらに満月がかかる写真は、多分、もう不可能に近いと思います。 その理由は、1枚目と2枚目の写真の物見やぐらなどの建造物をご覧ください。 そうなんです、朝日を撮影したのは6年前であり、その後、樹木が伸長し、現在ではベストな撮影位置からは、樹木の陰で物見やぐら等が見えなくなってきています。 ドローンでの撮影でなければ、無理ですね。 なお、念のためですが、物見やぐらの東側から撮影する夕陽と物見やぐらの写真は、樹木などの障害物がないので比較的容易です。