佐用姫像<撮影場所・撮影日>唐津市鏡山・2014年8月30日
◎新型コロナウイルス対策に係る非常事態宣言等を受けて、写真撮影活動を休止していましたので、ブログに新しく掲載する写真の在庫が少なくなっています。
このため、今回は、2019年6月27日付けで掲載しました写真について、記事を改訂した上で再掲しています。(記事)
① 1枚目の写真は、前回(2020年6月6日)の撮影場所の鏡山展望台のすぐそばに在る佐用姫(さよひめ)像になります。
鏡山で佐用姫が、朝鮮半島に在る任那に向かう大伴狭手彦(おおとものさでひこ)を見送る様子を表現した像です。
② 説明が前後しましたが、佐用姫伝説は、日本三大悲恋とされています。
肥前国風土記の松浦の郡の中に、「篠原の 弟姫(おとひめ)の子ぞ さ一夜(ひとゆ)も 率寝(ゐね)てむ時(しだ)や 家にくださむ」(篠原村の弟姫よ 一夜でもよいからつれていきたい あなたを家には帰したくない)と記述されている箇所があります。
<弟日姫子(佐用姫)は、任那に向かう大伴狭手彦を、鏡山から必死になって見送り、その後、物語があって終いには沼に沈んで屍となったそうです。>
なお、この鏡山山頂の佐用姫像から少し離れたところに、佐用姫神社があります。ご参考までに同神社の案内板を掲げておきます。案内板の中で記載されている領巾振山(ひれふりやま) とは鏡山の別名です。

③ 3枚目の写真は、佐用姫が、大伴狭手彦を見送るために鏡山(海抜284m)から飛んで駆け下りた場所とされている箇所です。
写真の右手奥(約3㎞の距離)に鏡山が見えます。
佐用姫岩<撮影場所・撮影日>唐津市和多田・2014年8月30日
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★撮影場所等の情報について、具体的にお知りになりたい方は、メールフォームからお問い合わせいただくか、又は、お手数をおかけしますが、次の事項で検索してください。
「松浦佐用姫伝説」、「肥前国風土記(松浦の郡)」、「唐津市 文学に「松浦佐用姫(まつらさよひめ)」を見る」、「日本三大悲恋物語」等※コメント欄は、2020年6月1日から閉鎖させていただいています(2020年5月31日付け記事「私からのお知らせ(№11)③」参照。)。
- 2020/06/07(日) 00:00:00|
- 唐津市
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