佐賀 貴船神社<撮影場所・撮影日>佐賀市大和町西山田・2020年7月13日
川上頭首工<撮影場所・撮影日>佐賀市・2020年7月13日
(参考)
嘉瀬川を泳ぐ鯉のぼり<撮影場所・撮影日>佐賀市・2014年4月26日
(記事)
① 九州地方では、まだ断続的に雨が続いている影響で大雨被害の復旧が進まない状況です。
今日(この記事を記述している2020年7月13日。)、自宅近くの貴船神社(1枚目の写真)に雨が止んでくれるよう祈願してきました。
② 実は、祈願するきっかけになったのは、次のことによるものです。
長文になりますので、色付きの箇所のみの閲覧でも結構です。
ⅰ)当ブログの2020年7月9日付けで、佐賀市金立町友貞(きんりゅうまちとふさ)地区に在る「八大龍王」の石像に係る記事を掲げました。
ⅱ)私のブログをいつも閲覧していただいている方が、ご自身のブログにおいて鎌倉幕府第三代将軍の源実朝が、「時により過ぐれば民の嘆きなり八大龍王雨やめたまへ」、雨をつかさどる八大龍王よ、時節に応じて降る雨も過ぎると民の嘆きのもととなりますので雨をおやめくださいと詠んだ歌をご紹介をされていました。
併せてその中で、私が、上記ⅰ)のとおり、記事にしたことを紹介されていました。
ⅲ)このような経緯がありまして、私も「八大龍王」に関することをネットで勉強しましたところ、京都の貴船神社にいきあたり、ご祭神の一つにタカオカミノ神(祈雨・止雨の神)が祀られていることを知りました。
更には、佐賀市地域文化財データベースサイトによりますと、京都の貴船神社の勧請を受けたのではないかとされる神社が、上記①のとおり、自宅近くの市内大和町西山田に同名の貴船神社があるということが分かりました。
そこで、早速、雨が止んでくれるように祈願してきました。
③ 私が祈願に出かけた貴船神社の東の方、約800メートル弱のところに一級河川嘉瀬川(流域面積: 368 km²)があります。
この嘉瀬川は、「肥前国風土記」の中で、「荒ぶる神」つまり「荒ぶる川」という記述があります。
この荒ぶる嘉瀬川を鎮めるために佐賀に京都の貴船神社が勧請されてきたのではないでしょうか(この部分は、エビデンスのない私見です。)。
2枚目の写真は、同神社のほとんど真東の位置にある嘉瀬川に施工された同川の流量調整を行う「川上頭首工」(堤長110m)になります。
また、3枚目の写真は、「川上頭首工」のすぐ上流に在る肥前国一ノ宮「與止日女神社(よどひめじんじゃ)」そばで毎春開催される「川上峡まつり」での鯉のぼり風景です。荒ぶる川も、普段はもの静かなたたずまいを見せてくれます。★撮影場所等の情報について、具体的にお知りになりたい方は、メールフォームからお問い合わせいただくか、又は、お手数をおかけしますが、次の事項で検索してください。
「八大竜王」、「京都 貴船神社」、「佐賀市 貴船神社」、「源実朝 八大竜王」、「肥前国風土記」、「肥前国一ノ宮「與止日女神社」、「川上頭首工」、「佐賀 川上峡まつり」等
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- 2020/07/14(火) 00:10:00|
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