
川上軌道跡碑(佐賀市大和町)<撮影場所・撮影日>佐賀市大和町・2019年6月27日
(参考)
春風遊泳之景<撮影場所・撮影日>佐賀市大和町・2015年4月2日
◎新型コロナウイルス(COVID-19)感染症対策に係る非常事態宣言等を受けて、写真撮影活動を休止していましたので、ブログに新しく掲載する写真の在庫が少なくなっています。
このため、今回は、2019年6月29日付けで掲載しました写真について、記事改訂の上、再掲しています。(記事)
① 前回(2020年7月14日付け)の記事におきまして、「川上頭首工」のすぐ上流に在る肥前国一ノ宮「與止日女神社(よどひめじんじゃ)」そばで毎春開催される「川上峡まつり」での鯉のぼり風景を掲げました。
② 1及び2枚目の写真は、このすぐ近くに立っている記念碑になります。
この記念碑は、大正2年(1913年)、佐賀市神野から現在の佐賀市大和町川上まで軽便鉄道が敷かれ、その終点停留場跡地に建立されたものになります。
同鉄道は、昭和4年(1929年)に電化され、路面電車が走るようになったものの、路線バスが運用化され、昭和12年に廃止されました。
当時、九州の嵐山と呼ばれた当地川上峡への観光客や與止日女神社をはじめとする近隣に複数ある著名な神社仏閣への参拝客などが利用していたとのことです。
③ 私が、この記念碑に注目したのは、写真で見れるますように、当時の写真が陶板にされて同碑に貼られていることにあります。
これぞ写真の役目の基本である「記録」です。当時、この写真を撮影された方は、どなたで、どのようなお気持ちで撮影されたでしょうか。まさに100年写真です。
この記念碑の近くに住んでおられる方とお話ししましたところ、ご自宅に関係の古い写真を保管しているとのことでした。機会があれば、拝見させていただきたいと思っています。
なお、3枚目の写真は、前回とは異なる撮影箇所からの「川上峡まつり」での鯉のぼりの風景です。★撮影場所等の情報について、具体的にお知りになりたい方は、メールフォームからお問い合わせいただくか、又は、お手数をおかけしますが、次の事項で調査されてください。
「佐賀 川上軌道」、「佐賀電気軌道」、「肥前国一ノ宮 與止日女神」、「佐賀 川上峡まつり」等
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- 2020/07/15(水) 00:00:00|
- 佐賀市
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