10月19日に、私が畏敬しています写真家「鬼海弘雄」さんがお亡くなりになりました。
写真家鬼海弘雄さんのご冥福をお祈りいたします。
写真家鬼海弘雄さんの写真集「PERSONA」(第23回土門拳賞受賞)を拝見させていただいたとき衝撃を受けました。
写真家鬼海弘雄さんは、「写っている人々は、被写体という人の姿を借りた自分、自分の分身にも思える人なんだね。」と、また、「何が写っているのかの答えは、見る人の側にある」と語られています。
私にも、写真集「PERSONA」のモデル(被写体)になられた方の中に自分の分身のように感じられた方がおられました。
最近では、「ことばを写す 鬼海弘雄対話集」(2019年発行 平凡社)を読ませていただきました。私の写真に向かう態度を見直しさせられる一冊になりました。
私は、ポートレイトは撮れない(「撮らない」ではなく、「撮れない」です。理由は、撮影上の技術的な問題ではなく、私にその「徳」が備わっていないから控えています。)ので、主に佐賀の風景を撮っています。
せめて、私の撮影しました佐賀の風景写真を見ていただける方にその写真から想像力を膨らませていただけるようなものを撮りたいものです。 写真家鬼海弘雄さんは、東日本大震災の被災地では、空をよく撮られていたそうです。今度は、写真家鬼海弘雄さんが空になられました。
写真家鬼海弘雄さんがいる空と雲<撮影場所・撮影日>佐賀市・2020年10月19日
- 2020/10/21(水) 00:00:00|
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