JR多久駅北口 <撮影場所・撮影日>JR多久駅北口・2019年12月13日
JR多久駅南口 <撮影場所・撮影日>JR多久駅南口・2020年10月14日
三菱古賀山炭鉱の石炭積込用ホッパー跡 <撮影場所・撮影日>J多久駅東・2020年10月23日
唐津線柚ノ木原支線柚ノ木原駅跡 <撮影場所・撮影日>多久市子侍柚ノ木原駅跡・2020年10月23日
(記事) ① 三密を避けながら撮影活動を行っています佐賀県内の「駅舎からの風景」シリーズの第34回目:JR多久駅 になります。 <ウィキペディアに基づく、JR多久駅のデータ> ・駅番号等:JR唐津線 ・開業年:1899年 ・1日当たりの乗車人員:348人/日(2018年 降車客を含まない) 1枚目の写真はJR多久駅北口、また、2枚目の写真は南口 になります。 同駅は、2008年に、駅周辺の土地区画整理事業の関連で移転し、現在の駅舎になっています。 モダンな駅舎になりましたが、コスト削減等の影響でしょうか、今年(2020年)3月から終日無人駅になってしまいました。なお、建物には、多久市まちづくり交流センター「あいぱれっと」などが併設されています。 ② 1898年に開業した唐津線は、唐津、相知(おうち)、厳木(きゅうらぎ)、多久、小城(おぎ)など佐賀県内の炭田で採掘された石炭を唐津港まで輸送する目的で唐津から順次、延伸されたものです。 この石炭は、古くは江戸時代から採掘され、多久市にも有数の炭鉱がありました。しかし、エネルギー革命のため1972年にすべて閉山 してしまいました。 ③ 3枚目の写真は、JR多久駅の直ぐ東に在ります当時の三菱古賀山炭鉱の石炭積込用ホッパー(採掘した石炭を貯め込み、貨車に積み込むためのロート状の施設)跡になります。なお、写真手前に、現JR唐津線の線路が写っています。 4枚目の写真は、当時の唐津線柚ノ木原支線柚ノ木原駅(石炭の積込場としての役目の貨物駅)跡になります。現在は、あまり知られていない忘れられた場所になってしまっているようですね。 余談になり恐縮ですが、私が小学校低学年までは、生家の風呂は石炭で沸かしていましたし、その役目は私でした。大きな石炭の塊を金槌で手ごろに割って、更に石炭に火がつくまでの火おこし作業が大変でした。ガスで沸かすようになったとき、役目が放免され、初めて風呂のガスの点火をしたときの記憶が今でも鮮明です。 ★撮影場所等の情報について、具体的にお知りになりたい方は、メールフォームからお問い合わせいただくか、又は、お手数をおかけしますが、次の事項で検索してください。
「JR多久駅」、「多久市まちづくり交流センター」、「佐賀の炭鉱」、「三菱古賀山炭鉱」、「唐津線柚ノ木原支線柚ノ木原駅跡」等
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2020/10/26(月) 00:00:00 |
駅舎からの風景