<この写真 私の心・技・体> ① 皆さんから見られたら、私がどうしてこういう写真を撮るか理解してもらえないと思います。私のカミサンが、「この写真で感動する人はいないよ。」って。そのとおりと思います。 ② 以前、ご紹介しました佐賀県が生んだ偉大な写真家 大塚清吾さんが言われていました。「写真には撮った人の性格が出ます。」と。そう思います、私は根暗のようです。 ③ 写真の右の方に、鷺が朽木に止まっています。鷺は、過ぎゆく時間をどのように感じているでしょうか。風の流れ、水面の流れ、そして時間の流れ。 その鷺に、私を疑似化しようとして撮影しましたが、鷺の写りが小さくて、そのことが表現できていません。この撮り方で構図上、やむを得ないと思いましたが、合格点にはほど遠い作品でした。よく、写真は引き算と言われますが、左下の木を入れることによって遠近感と木がぶれていることを見せて、時間の流れ(経過)を出したかったのですが、失敗でした。