(参考) ① 2019年も折り返し、もうすぐ七夕ですね。 佐賀市のどんどんどんの森(佐賀弁独特の3回繰り返す言葉の影響であり、近くの交差点の表示板には「どん3の森」と記載されるなど、多くの方はどんスリーと呼ばれています。)の北東側の入り口付近に、写真の織姫像が立っています。 この織姫像のみを見られた方をはじめ、佐賀市内に住まれている概ね40歳代以下の方の多くは、申し訳ありませんが、この像に込めれた趣旨に気がつかれていないのではないかと推測しています。 ② この「どん3の森」には、昭和のほぼ終わりまで、紡績工場が在りました。そもそも、最初の紡績工場は大正時代に設置され、その後、大手の大和紡績佐賀工場として操業されていました。 しかし、その後、繊維不況の影響でしょうか、工場が閉鎖され、現在のように公共用地等として転用されました。 ③ つまり、この場所に当時、紡績工場が在り、かつ、多くの女工さんが働いておられたことを記念して、織姫像が立っている経緯があります。 また、この像の東側の通りは、当時から「紡績通り」と愛称されており、平成になってからだったと記憶していますが、道路が大きく拡幅された現在も引き続き、同じ名称で呼ばれています。当時の佐賀の経済発展に寄与してもらった敬意でしょうね。 ④ 上記①で、この織姫像のみを見られた方と記述しましたが、この像に向かって右側に、「糸と織物ができるまで」という写真入りの説明板があります。これを見られた方(場合によっては、「紡績通り」の名称と併せて。)は、織姫像と関連があるのではないかと感づかれているかもしれませんね。 ⑤ なお、どんどんどんの森には、現在、佐賀市立図書館、佐賀県男女共同参画センター「アバンセ」・佐賀県立生涯学習センターのほか、マスコミ関係の企業が設置されています。
<この写真 私の心・技・体> ① 本来は、この写真は縦位置で撮りたかったのですが、縦位置でアップすると閲覧するときに、画面が縦に長くなり、残念ながら一画面では見られず、スクロールしなければならなくなります。 このため、構図的によろしくなく、申し訳ないですがやむを得ず、横位置の撮影にしました。 ② 早い機会に、何かいい知恵はないかどうか、関係のところや知識のある方などに問い合わせたいと思います。
<撮影地付近の佐賀の物産品等> ① この場所は、佐賀市の中心部を構成している箇所ですので、付近の物産品等と言ってもたくさんあり、どれを採りあげたらよいか迷いました。 ② ふと、この場所の周りを見回したら、「大原松露饅頭」の佐賀本店が見えました。「大原松露饅頭」は、佐賀市が本拠地ではなく、唐津市で生まれたお饅頭です。 販売社のホームページによりますと、松の根元の砂から自生する、球状の松露に似ていることから「松露饅頭」と名付けたと掲載されていますので、唐津の名勝である虹の松原も意識されたことでしょう。 ③ ふるさと唐津から、遠く離れてお住まいの方には、時々、実家の両親さんからお孫さん宛などに送ってもらっておられるかもしれませんね。確認したところ、ネットでも購入できます。